現場で、白単色の建具や家具の補修をする機会がよくあります。
お客様から「ペンキが剥がれた部分を自分で直すなら、白いペンキや絵の具などで塗ればいいんですか?」とご質問いただくこともあるのですが、一口に“白”と言っても、その種類は様々です。
白は200色あるという言葉もあるように、少し黄みがかった白、青みがかった白、グレーがかった白など、実際には細かな違いがあります。
そのため、白いペンキや絵の具で塗っても、周囲の色味と合うとは限りません。
作業の際には、後の色合わせまで考えながら、まず埋めるものを選択します。
真っ白なものの方が馴染むのか、少しグレーがかったものの方が馴染むのか、あるいは顔料を少し混ぜて使った方が良いのかを考えながら作業しています。
色合わせの際も、白にほんの少し黄みや黒みなどを加えながら微調整を重ね、周囲の色味に合わせていきます。
また、塗る際には筆跡が残らないように塗り重ね、周りと自然に馴染むよう仕上げています。
一見同じ白いものに見えても、色味や材質は様々です。
これからも、ものの特徴をしっかり見極めながら、お客様に喜んでいただける仕上がりを目指して精進して参ります。

【社員 T】




