入社してから早いもので2か月が経ちました。
日々先輩方と共に色々な現場に行かせていただいているなかで
先日【日焼けしたフローリングの補修】を経験しました。
これまで私が経験してきたフローリングの補修は、部分的に欠けてしまっている傷や凹んでしまっている傷、細かく線状に入っている傷などの補修でした。

こうした補修では、傷の部分をパテで埋めるなどし傷の部分を平らにしたらその後補修した箇所が分からなくなるようにベースの色を周囲の色と合わせ、上下の木目を繋ぐように描いていきます。
しかし、日焼けの場合だとこれらの傷とは違い広範囲に渡っています。
日焼けの場合でも日焼け部分が平らになるようにパテで埋めたり、ペーパーで削ったりした後に小さな傷と同じく色をつけていくのですが、その際部分的な色付け色合わせというよりも1枚の板を新しく描き直すようなことも必要になる場合があります。
周囲の板の様子を観察し、周囲に溶け込み違和感がないようにベースの色を合わせ木目を描いていきます。真っ直ぐな木目だけでなく少し曲がっているものがあったり、明るい色が入っていたりなど、観察し表現し、色を合わせていきます。
そのようにして完成した補修部分を見ると
補修部分がはっきりと分かることはなく周囲の部分と馴染み綺麗に仕上がっていました。作業前の状態と比較して、綺麗になった状態を見ると感動を覚えます。
このように日々の色々な現場ごとに新たな学びがあります。今後も経験を重ね学びながら、より一層技術を磨いていきたいと思います。