作業を行う現場によっては、電気設備がまだ設置されていないこともあります。
作業工程の中でも、キズをパテ等で埋めて面を平らに整える段階までは、多少暗い環境でもある程度対応できます。
しかし、色やツヤを合わせる工程になると、明かりの有無が仕上がりに大きく影響してきます。
補修では周囲に合わせて微妙な色の調整を行い、さらにツヤを整えて補修箇所が目立たないように仕上げます。
ところが、薄暗い場所では一見馴染んで見えても、後から照明を点けた際に色が少し違って見えたりツヤが出すぎてしまっていたりする場合があります。
そのため、現場に電気設備がない場合には、部屋の外から電源を引いたり持ち運びのバッテリーを使用し、投光器で十分な明るさを確保したうえで色・ツヤ合わせを行っています。
実際の生活環境に近い照度を再現することで、後から照明が点いた際にも違和感が出ない仕上がりが可能となります。

また、お客様のご自宅で補修作業をさせていただく際には、作業スペース周辺の照明を点けさせていただき、日頃お客様が生活する空間での光に合わせた状態で作業を進めています。
これも綺麗な仕上がりのために重要な工程の1つです。
これからも、細部の色味やツヤまでこだわり、お客様に喜んでいただける仕上がりをお届けできるよう努めてまいります。
【社員 T】




