ご依頼を頂く案件として多い、フローリングの面材剥がれ。
面材が剥がれると中の芯材が出てしまい、ヘコミキズより目立つ傷になるため、悩まれている方は多いと思います。
補修をするにあたり、何故剥がれてしまったのか原因を探る必要があります。
そのまま作業をしてしまうと、その部分は直っても周囲でまたすぐに同じ状態になってしまい、再補修になってしまう可能性があるからです。
直す際は原因を把握した上で、再発しない方法を考えないといけません。
床材の種類によって症状は異なりますが、ここでは突板を例として、面材が剥がれるケースを幾つか挙げます。
① 物理的衝撃
掃除機や椅子を引いたりするする動作によって角傷がつき、そこから剥がれていってしまいます。
特に無垢の突板などは木の繊維に沿って力が加わると、大きな剥がれになりやすいです。
② キャスターの使用
椅子のキャスターや重いものをのせた台車などで、常に圧力をかけた上で摩擦を繰り返してしまうと合板の間の接着層が剥離をおこし、面材が剥がれてしまいます。
③ 水分によるもの
窓周りなど結露による湿気やトイレや洗面室などの水回りなどで、木部が湿気を吸い込み乾燥する事によって、床材の接着層が剥離してしまいます。
植木鉢や給水器、ペットのトイレなど、水気のある物を長年に渡り同じところに置いてしまうと、同様な現象が起きてしまいます。
④ 経年劣化
フローリングの寿命は大体10〜20年程と言われています。
次に挙げるケースの場合は経年変化の速度を早めてしまう事があります。
・常に太陽光が当たる掃き出し窓前は紫外線と結露などの水分による急激な温湿度変化によって面材の劣化が引き起こされます。
・床暖房、カーペットなどの熱が加わる事による乾燥も木の水分が失われ、床材の剥離を促してしまいます。
②へ続きます。

【社員 M】




