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ブログ ミーティングの力
仕事を覚えるのに【メモ魔になっていませんか⁉】
2024.11.05
先月は、仕事を教える側の問題点を書きました。
ですので、今月は教わる側の問題点を書いていこうと思います。
【仕事を覚えるのにメモを取る】という行為はとても大切です。
ですがメモを取る行為には落とし穴があります。その落とし穴とは何か。
【書いて安心してしまう】と
【すべてを書こうとしてしまう】です。
・書いて安心してしまう
メモを書いて時点で、できた気になってしまうこと。
メモを書いたから、その場になったらできるだろうと練習をしないことを指しています。
・すべてを書こうとしてしまう
覚えるべき要点をメモするのではなく、すべてのパターンをメモして覚えようとしてしまう。
例えば補修の仕事でいうと、フローリングから家具、陶器まで状態、色、艶などをパターンで覚えようとした場合、数十から数千パターンになるかもしれません。
そんな数をメモしても、情報を引っ張り出すだけで日が暮れてしまうでしょう。
メモは重要です。
私はメモを取る際にアドバイスをしています。
「確実に覚えなければならないことをメモしない。」
補修の仕事でいえば
【材料のメリット・デメリット】
【素材の特徴と処理方法】
【補修スキルについて】をメモすればいい。
以上の3つをしっかりメモしていれば、あとは組み立てていくだけです。
その組み立て、組み合わせは頭の中で整理できるスキルは必要不可欠です。
先ほど書いたように、上記の3つを組み立てたパターンをすべてメモしても無駄です。
まとめると
・確実に覚えなければいけないことはシッカリとメモを取る
・確実に覚えた内容を頭の中で組み合わせて結果を残す
・一度経験したパターンは3回以内に確実に覚える。
補修の仕事として書いてきましたが、おそらくどんな仕事でも必要な考えではないでしょうか。
メモを取ることは、とても大切な行為ですが活かさなければ意味がありません。
最後は脳内で組立てる力が必要になります。
それが苦手なら努力あるのみです!
(代表 岡﨑)