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ブログ ミーティングの力
【仕事の答え】教えすぎていませんか⁉
2024.10.23
当社には毎年、新入社員が入ってきます。
また当社では、補修業務経験者をほとんど採用しておりません。
ということは、まったく触ったことのない技術に立ち向かう社員がほとんどということになります。
そのような中、先輩社員の教育方法を見ていると『考えさせながら教える』ができていないと感じます。
一度教えた技術につまずいている新人に『直接的な答え説明して、教えた気になっている』先輩社員も目につきます。
もちろん材料の名称やルールは、考えさせる必要はなく教え、覚えてもらえればOK。
ですが、形だしや色合わせについては『どうして、そうなるのか』『どうすれば、より良いのか』を考えさせなければ新入社員は育ちません。
新入社員の中にも『どうしてそうなるのかな?』『こういう風にやってみよう!』と疑問を抱いたり、いろいろ試してみようと自発的に考えて動く人もいます。
他方、技術をすべてルールとして、マニュアル的に覚えたいと考える人もいる。
補修に限らず、技術職は【正解を覚えるのではなく、より良い選択肢を選ぶ】ことが一番重要になります。
新入社員が、練習中に直近の情報が強く反映されている動きを見せていたら【教えられたことが引き出しではなく、正解と覚えようとしている】可能性が高いと思います。
その点に気が付くだけで、教育の仕方が変わるはずですし、変えていかなければいけません。
人に技術を教えるのは、簡単ではありません。
自分の成功体験をそのまま当てはめても上手くいくとは限りません。
先輩も新入社員も共に悩み、共に成長していくものです。
先輩社員のみなさんへ最後にもう一度
【新入社員のつまづきに、その答えを教えて、考えるチャンスを奪っていないか。自問自答しましょう!】
答えを教えて、考えさせていないのに、後輩の評価は辛口。なんてことになっていませんか?
(代表 岡﨑)