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補修業目線でのフローリング選び②

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補修業目線でのフローリング選び②

2024.12.01

複合フローリングの主な表面化粧材には挽板、突き板、シートの3種類でになります。

挽板は、木材を2〜3mmほどの厚さに挽いた板で、仕上がりの質感は無垢に近いものとなります。


突き板は、木材を0.2〜1mmほどの薄さにスライスした板で、コストを抑えつつ木材の風合いを楽しむことができます。


シートは、樹脂に木目模様などをプリントしたもので、お手入れのしやすさが特徴といえます。

 

 

突き板や挽板フローリングは表層に無垢単板が貼ってあり、木質シートの場合は表層にオレフィンシートや樹脂シートが張ってあります。


無垢材と比べてコストが抑えられるので、標準的な床として広く使われており、施工後も温度や湿度によって変化しにくい材料のようです。

 

賃貸マンションやアパートではこちらの複合フローリングがよく見られるのはコストがかからず、汚れにくく、表面が強いなどの理由があるかと思われます。

 

ですが、無垢材同様日焼けもしますし、水分などをこぼしてしまい放置してしまうと目地や木目などから吸ってしまい表面が膨らんでしまうなんて事もあります。

 

傷や汚れにも強いので使い勝手は良いですが、天然木の質感は無垢材とは違いがありますね。

 

 

 

(社員S)

 

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