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ブログ 補修/修復の力ってスゴイ‼
接着の注意点
2021.09.25
当社に頂戴するご依頼で多いのが、陶器類のワレ破損です。
お問い合わせの際に、よく言われるのが
『合わせるとピッタリ付くので大丈夫だと思います。』
そこに問題があります。
ワレたモノをそのままで合わせるとピッタリくっ付いても、そこに接着剤が入ることを理解していないということを…
DIYで接着にチャレンジした経験がある方であれば、お分かりいただけると思いますが…
実は
『接着が一番難しく、難易度が高い作業です』
ワレたモノの間に接着剤が入りますから必ず接着線が発生します。
さらに、
段差なく接着することは非常に難しい作業です。
ですから
・くっ付けてくれればいいから!
・合わせたらわからなくなりそうだから、接着してくれれば…!
というお問い合わせは、非常に困ります。
また、お客様ご自身で接着にチャレンジされたお品物も修復の難易度が上がってしまいます。
大切なお品物をご自身でチャレンジされるときには、100均などの品物で練習をお勧めします。
磁器やガラス製品は難易度が高くなりますので、陶器で練習がおススメです!
接着を甘く見ると痛い目を見ますので、ご注意くださいね。
当社では、お客さまのお品物の接着は入社後3年を超えてから任せていますので、ご安心ください。
(代表O)