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ブログ 社員の力
サッシのビス穴
2021.04.01
先日、千代田区エリアのオフィスビルに伺いました。
テナント退去後の補修工事で、窓のアルミサッシにビス穴が多数とのことでした。
テナントを借りられていた方が窓にブラインドを取り付けていた為、退去時に取り外したために出てしまったそうです。
本来は穴をあけて良いものではなく、次のテナントが入った際に、穴を開けられないように綺麗にしておきたいとのご依頼でした。
木部との違いとして、下処理の際に、ビス穴の周囲のチリが出やすく硬い。
穴を開けた際の影響で穴の周囲が、膨らんだりへこんだりするといったことがあげられます。
ここの見極めと適切な処理がなかなか難しいです。
次に整形する際ですが、サッシは中が空洞の為、まず土台をつくり、その後で整形する必要があります。
ここで慌てて補修材を何度も入れると、土台が固着せず、いつまで経っても穴がふさがらない事態に陥るので、きっちり丁寧に、硬化時間を見極めて充填する必要があります。
2フロア分、約200カ所のビス穴を補修したので、三日ほどお時間頂く形にはなりましたが、ご依頼主には納得していただき、綺麗に仕上げる事が出来ました。
中々交換ができないものでも、補修であれば対応できるかもしれません。
諦める前にお問い合わせ頂けますと幸いです。少しでもお手伝いできればと思います。
是非ともよろしくお願いいたします。
(社員N)