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ブログ 社員の力
台風による被害の傷跡
2019.10.23
「外壁の穴を直してほしい」というご依頼でお伺いしました。
お客様が指さした先には、10×20センチ程の範囲に穴と割れが…。
外壁はおそらく”サイディング”と言われる種類のもので、一点に衝撃が入ったことで周りにも亀裂が多数入っていました。
欠けたパーツで使えるものは接着で戻し、細かく欠けてしまった所はパテで成形。
凸凹した表面の質感も出来るだけ再現します。
調色作業も何色か重ねて、複雑な色味を極力合わせて元の色味と違和感なく仕上げていきます。
そして雨風が当たり、太陽光の影響も考えられるので、表面にはクリア塗装を施しました。
お客様からは「どこを直したんですか?」と言って頂けました。
作業前は、あまりお話しされなかった印象でしたが、少し安心されたのか、傷がついた経緯を教えていただきました。
台風で近所のお宅の屋根材が当たり、傷がついてしまったそうです。
「事故だから仕方ないと思っていたけれど、ここまで綺麗になってよかった」と仰って頂けました。
災害は誰も悪くありません。
だからこそ、傷跡は残したくないものだと思います。そんな時に思い出してもらえる存在でありたいです…。
(社員M)