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ブログ 社員の力
声の出し方を意識したことはありますか?
2018.12.12
声の出し方を意識したことはありますか?
先日、「たった1日で 声まで良くなる話し方の教科書」魚住りえ 著を読みました。
会社で同僚と話す、先輩と話す、上司と話す、取引先の方と話す、お客様と話す。
プライベートで家族と話す、恋人と話す、友達と話す など
シチュエーションはいろいろですが、会話をしない人は、いないのではないでしょうか。
私自身、新入社員の時に同僚の名前をちゃん付けで呼んだら、先輩に「会社だから『ちゃん付け』ではなく。、『〇〇さん』で呼びましょうね」と指摘され、学生のノリがあったのだと恥ずかしい思いをしたことがあります。
その経験から、『社会人なのだから社会人としての振舞いを身に付けていこう』と常に意識するようになりました。
この本は、「学校では教えてくれない、生きた会話術」を教えてくれる本です。と著者の魚住りえさんは書いています。
魚住りえさんは、テレビでお見かけするとハキハキとしていて、朗らかで素敵なアナウンサーです。
その魚住さんが「私の失敗で会得してきた会話術」とおっしゃっていることから、その会話術を教えてほしい、身に着けたいと強く思いました。
魚住さんの軽快な文章に引き込まれ、とても読みやすく、ためになる内容ばかりでした。
『伝えたいという思いだけでは、人の心はつかめない』
『声は洋服と同じ』 という一文に強く共感しました。
声の出し方は、ただ大きな声を出していてもダメ。小さな声は論外。棒読みは以ての外。
みなさんは、先輩や上司と話すとき、友達や家族と話すとき、それぞれで声に変化をつけて、尊敬や情愛を表現していますか。
魚住さんは講座で、
「本当の自分はこうなのに… こういうことが言いたいのに… 相手にわかってもらえない… 誤解をうけてしまう…」という悩みを聞くことがあるそうです。
確かに私も「本当はこう伝えたかったのに…」という思いは経験がありました。
また、『伝わっていないのは、そのための勉強や努力をしていないから』ではないかと一刀両断にされた気がしました。
私は社会人として働き始めてから、だいぶ経ちますが、まだまだ勉強中、修行中です。この本を熟読して、身に付けていきたいと思います。
『相手にどう話したら、伝わるのか』
『その場の雰囲気や人の状況、相手のことを考えて話したい』と思ったらこの本は、きっとその思いに答えてくれると思います。
おススメの一冊です。