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ブログ 社員の力
金継ぎの仕上げ方法について ①
2022.08.17
当社では陶器、磁器、ガラス製品においてご依頼内容次第で、金継ぎを行っております。
金継ぎと言われると金仕上げのものを思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、実は金継ぎの主役は漆です。
色々な技法がありますが、漆が接着剤の役割をしているのがほとんどです。
金継ぎの金色は金粉によるもので、接着後の継ぎ目やパテ成形部分に漆を塗り、装飾として金粉を蒔いて定着させます。
なので、銀粉を用いれば銀飾として、漆を塗り重ねて漆仕上げにすることもできます。
必ずしも金色にすることが「金継ぎ」ではなく、漆を使って補修をする方法を「金継ぎ」と呼びます。
どの方法をとるかで破損した物の雰囲気やデザインが変わることもあるため、当社では必ずお客様とご相談をさせていただいてから作業を進めるようにしています。
今回は当社で行なっている仕上げ方法をご紹介します。
(社員M)