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ブログ 補修/修復の力ってスゴイ‼
ドアの穴。個人のお客さまからのご依頼です。
2020.05.08
個人のお客さまからのご相談。
「モノをぶつけて、ドアに穴が開いてしまったので直したい。」という内容でした。
ほとんどのドアは、格子状に木枠が組まれた上に化粧板を貼りつけたお品物が多く、ぶつかる位置によっては簡単に穴が開いてしまいます。
補修方法として、割れている箇所を引き上げたり、割れた面材を再利用することは、ほぼ不可能です(´Д⊂ヽ
ですので、適切に裏打ち補強を行い、パテで平らに成形をすることがベストな選択になります。
まずは、下地処理。 内側に落ちてしまった面材を取除き、割れた切り口をキレイにします。
次に、裏打ち補強とパテ処理。 穴よりも小さな木の板を滑りこませて接着して下地を作ります。裏打ち補強の部分にエポキシのパテを埋めていきます。固まったら成形。
次の工程は、色合わせ。 色合わせと言っても、単色で塗るのではなく、刻みのあるも木目の場合刻みも再現、木目を手作業で書き込んでいきます。
最後に、ツヤ合わせ。 ドアを開け閉めしながら、状況に合わせてツヤを合わせます。
お客様にご確認いただくと「これでストレスがなくなりました。ありがとうございます。」
大きなキズに気がついてしまうと、気になるしストレスがたまりますよね。
このような穴も1日作業で終わります。
みなさんもキズでお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。